ピカッシュで健口生活

ピカッシュで健口生活2018.08.01

入れ歯やマウスピース、矯正器具などのお口に装着する器具を使っていると、臭いや汚れが気になってくることがあります。ピカッシュなら、それらの症状を改善できます。
ここでは、ピカッシュの抗菌システムに触れながら、入れ歯などのお手入れ方法を解説します。


ピカッシュとは、入れ歯やマウスピースなどに抗菌加工を施す技術のことです。

私達は40年間、補綴物(入れ歯や差し歯など)の制作に取り組んできました。
その中で、私たちが制作した補綴物を使って口腔機能が回復し、喜ばれるお客様がいる一方、その臭いや汚れに苦労するお客様も多く見てきました。

補綴物を作るだけではなく、作った後のケアサポートまでお客様へ提供したい。
そんな思いから生まれた、補綴物のアフターケア技術がピカッシュです。

臭いの原因

入れ歯やマウスピースなどを使用していてどうしても気になってくる臭い。これは、入れ歯の表面で増殖した細菌によるものです。
入れ歯についた細菌は、臭いだけではなく、虫歯などの様々な口腔疾患の原因になることがあります。
この細菌を防ぐために有効なのが、銀です。

銀の抗菌力

ピカッシュは、入れ歯に銀をコーティングすることで、口の中で細菌が付着し増殖することを防ぎます。

銀は古くから日常生活の身近なところで使用されており、ヨーロッパで使用されていた銀食器は、食物を長期間保存する際に図らずも防腐の役割を果たしていたとも言われています。
ピカッシュは、ナノ(10億分の1)メートルという、とても小さいサイズの銀粒子をコーティングします(図)。
銀粒子が小さいため、効率よく抗菌力を発揮することが出来ます。

つまり、ピカッシュ処理をすると、安全に、入れ歯のにおいやヌメリを根本から防ぐことができるのです。もちろん、ナノ銀粒子は目に見えないほど小さいため、ピカッシュ処理後も入れ歯の見た目は変わりません。

入れ歯の樹脂に付着した銀粒子

ピカッシュするには

ピカッシュは、歯科医院にて取り扱っています。
ピカッシュは、入れ歯だけではなく、マウスピースやマウスガード、矯正装置などにも処理可能です。
ご使用中のお口に入れる器具の臭いや衛生状態が気になる方は、かかりつけの歯科医院にて、ピカッシュ処理をお尋ねください。


ピカッシュ後の入れ歯などのお手入れ方法

ピカッシュ処理をした入れ歯も、毎日最低限のお手入れが必要になります。
ピカッシュは細菌の増殖を防ぎますが、口の中には細菌以外にも食べ物の繊維質や色素、唾液の成分などが多量にあり、それらの沈着を防ぐことは出来ないためです。

ただし、お手入れは簡単です。
水洗いをしながら、ブラシで入れ歯に付着した食べかすや唾液を落とすように軽くブラッシングをします。
ブラシでこすっても、3ヶ月は抗菌力が落ちることはありません。

いかがだったでしょうか?
一人でも多く、入れ歯などをご利用者の方にピカッシュを知ってもらい、清潔な口腔環境で過ごしてもらうことが、私達の望みです。銀を使った細菌へのアプローチ、ピカッシュをぜひご活用ください。

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